健康
ぐっすり眠るための7か条!
大変好評だった先日の薬剤師会市民講座。問い合わせがあったので、掲載します。
“睡眠障害のエキスパート”内村先生のお話から。

「ぐっすり眠るための7か条」
1.就寝前はリラックスする
2.眠りを妨げるものは控える
3.就寝1時間前より照明をおとし、明るい光を避ける
4.朝一定の時刻に起床する
5.規則正しい食事(特に朝食が重要)
6.規則的な運動
7.昼食後の20~30分の昼寝(仮眠)
詳しい解説は
↓ ↓ ↓ ↓

1.就寝前はリラックスする
・音楽、香り(アロマ)、軽い読書
・入浴
音楽は、ゆったりとしたクラシックとかジャズとかがいいでしょうね。
また読書といっても、どんどん引き込まれる推理小説とかはダメ!
最適なのは、教科書だそう・・・(笑)
入浴は、就寝1時間前、熱すぎない適温40~41℃に約20分。
2.眠りを妨げるものは控える
・就寝前3~4時間のアルコールやカフェイン
・就寝前1時間の喫煙
「外飲みのときは無理じゃん!」と思うでしょうが、僕個人的におススメは
飲んで帰ってもすぐ寝ない! です。
バタンキュー(死語?)をしてしまうと、翌朝顔もむくみまくって最悪です!
ぬるめのお風呂に入ったり(熱いと血行がよくなりすぎて酔いがもっとまわるかも・・・)、
軽くお茶を飲んだり、ワンクッションおいて眠るといいですよ!
もちろん泥酔では無理でしょうが・・・
喫煙は交感神経を緊張させてしまうので、
眠るためのリラックス(副交感神経↑)とは真反対になってしまいます。
3.就寝1時間前より照明を落とし、明るい光を避ける
・テレビ、ビデオ、パソコン、携帯電話、LED、コンビニ
これが現代人が睡眠障害になる最大原因ではないでしょうか??
コンビニの明るさは2000ルクス以上。覚醒作用全開です。夜のコンビニは控えましょう。
むしろ朝は積極的にコンビニを利用しましょう!(笑)
“LED(特に青色)は睡眠を阻害する”ことはすでに証明済みなんだそう。
(青色光が不眠を引き起こす!:http://sumin-fumin.x0.com/cat0002/1000000027.html)
最近のスマホ、ゲーム、パソコン、液晶テレビ・・・
どうしても手放せないこれらの文明の利器、時間を制限したりして上手に使いましょう。
4.朝一定の時刻に起床する
・光を浴びる(遅寝は2時間まで)
人間の体内時計(サーカディアンリズム)は実は25時間。
これを朝光を浴びることで、自動的に24時間に修正している、とのこと。
たまの日曜日とかに二度寝をするのは、この上なく気持ちいいがそれも2時間オーバーまで。
5.規則正しい食事(特に朝食が重要)
・就寝前2時間の食事は控える
脳は寝てても、消化器官は一生懸命働くことになります。
6.規則的な運動
・夕食後(就寝3~4時間前)の軽い運動が最も効果的
これはあくまで“よい眠りのため”のこと。
ダイエット目的には、空腹時の運動でないと脂肪は燃えませんよ!
7.昼食後の20~30分の昼寝(仮眠)
・夕食以降の仮眠はかえって悪影響
実は昼寝はすごく大事で、 むしろ昼寝はしたほうがいい! そうです。
理想は15~30分。姿勢は机にうつぶせる程度。
高齢者でも長くて1時間まで。長すぎると逆効果。
毎日昼寝をすることで長生きすることは実証されているそうです。
以上。
