薬剤師
薬物乱用防止教室
先日の「血液授業」に引き続き、今度は中学1年生向けの
「薬物乱用防止教室」
の授業をしてきました。
最初にビデオ鑑賞。

タイトルは・・・・・「破滅!」
なかなかすごいタイトルでしょ!
ごく普通の高校生のタツヤ君とミナちゃんが
ふとしたキッカケから薬物にはまってしまい、
人生を台無しにしてしまう・・・というストーリーのドラマ。
僕は、教材ビデオ選びは、インパクトを大事にします。
なので「◯◯博士の〜教室」みたいなゼミナールものより
ドラマ仕立てのもののほうをよく使います。
そのほうが生徒の脳裏にしっかりと焼き付くと思っています。
とにかく
「怖いんだ!」「恐ろしいんだ!」
ということを知る、これが薬物乱用防止で1番大事かと思います。
そのあと、スライドで補足説明。

健康のためだけでなく、“薬物乱用にもつながりやすい”ということで、
タバコの害についても説明。
「絶対タバコを吸い始めないで欲しい!」 と訴えました。
スライドでの補足説明のあとは、お楽しみロールプレイ!!


“もし将来こんなシーンに出逢ってもちゃんと断れるか?”というテーマで、
いくつかのパターンで“断る”練習をします。
みんなshyで、中学でも1年生はまだまだ初々しい感じでしたが、
こっちの意図を組んで、しっかり俳優になり切る男子生徒もちゃんといました!
◯中1年生、ありがとうございました!
薬物乱用の現状はと言うと、
大麻とかも増えてきていますが、やはり圧倒的に多いのが覚せい剤です。
しかも再犯率も高い!
芸能人が何度も捕まるのを見てもわかるように、
頑張って更生できたとしても、もう二度と脳は元には戻らないんです!
一生誘惑に苦しみ続けるしかないんです!
今度ニュースで出たら、
「あ〜あ、もったいない!意志が弱いんだな〜」と思わないでください!
薬物依存症 という治らない病気なんですから!
更生施設のダルクの職員も言っています。
「もう何年もやめることができている自分でも、目の前に差し出されればやっちゃうかもしれない」
「その時に断れるかどうか自信はない」と。
近年、30代以上に多い覚せい剤に対して若年者に急増しているのが、
危険ドラッグ です。
覚せい剤に比べて安い、というのも若年層に安易に使用者が増えた原因の1つですが、
安さ、手軽さに準じて強さも軽めなのかと思ったら大間違い!!
ハーブに薬物をしみ込ませただけのものが多く、
時には覚せい剤以上の強さのものとかもあり、不安定で未知数なので、
安易にやってしまうと非常に危険!です。
とにかく、
1回たりとも薬物には関わらない!近づかない!誘惑に負けない!
その強い気持ちが大事です!

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おかげさまで111周年!
クスリを減らすくすり屋さん
久保薬局
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